宮崎太陽銀行の目指す姿

当行が目指す銀行像

豊かな地域づくりに貢献する銀行になるために

地域経済活性化への貢献

当行の主な営業基盤である宮崎県では、フードビジネス・医療等の成長産業育成や交通ネットワーク進展等の新たな動きが見られる一方で、少子高齢化や人口減少の進行に歯止めがかからない状況が続いており、今後、さらなる地域活力の低下等が懸念されています。このような状況下において、当行は、地域経済の活性化に貢献するため、中小規模事業者等の皆さまへの積極的な資金供給に努めると同時に、さまざまな外部機関との連携を強化しながら地元企業の多様なニーズへの対応を図るコンサルティング機能の発揮に取り組んでまいりましたが、今後、地域経済が縮小期に転換する時代においては、当行が地域の雇用拡大に主体的に貢献し、地域経済を支え続けていくことが必要であると判断しております。
引き続き、当行が保有する地域情報やネットワークを活用ながら地域の創業・成長産業を後押しする取組みを強化するほか、地域の中小規模事業者等の皆さまへの成長資金供給を始めとした本業支援の展開を通じた地域密着型金融を組織的に推進してまいります。

お客さまから選ばれ続ける銀行になるために

リテール営業の強化

健全な消費者金融市場の形成やお客さまの豊かな将来設計に向けて、個人ローンや預り資産提案、年金相談等の資産形成サポート営業に取り組んでおります。
引き続き、営業体制や販売チャネルを整備しながらこれらの取組みを継続するとともに、お客さま一人ひとりのライフステージに沿った商品・サービスを最適なタイミングでご提供するため、お客さま目線で商品・サービスの充実を図るとともに、店舗設備や行員の接客スキル等の品質改善にも取り組みながら、お客さま満足度の向上を目指してまいります。

健全で収益力の強い銀行になるために

持続的成長に向けた態勢強化

営業エリアの経済規模が縮小期に転換する時代において、当行が堅固な財務基盤を背景として持続的に成長しながら地域活性化に貢献し続けるためには、地域の将来推計を勘案した上で長期的視点に立って業務運営態勢の整備に取り組むことが重要であります。これらの観点から、当行では、経費削減やローコスト態勢を一層推進しつつ、地域産業活性化への貢献と企業の課題解決に対応する組織機能の向上や、行員の営業生産性および能力・意欲の向上に取り組んでまいります。また、当行内外の状況についても将来推計を含めた分析を行い、店舗・営業体制の見直しや経営資源の傾斜配分を進めてまいります。

信頼性の高い銀行になるために

責任ある経営体制の確立

当行はこれまで、地域金融機関としてその存在基盤を確立し、経営の効率性と健全性の維持・向上を図るため、適切なガバナンスが行われる組織および企業風土構築に努めるとともに、お客さま、株主をはじめとする投資家、地域社会等から正しい理解と信頼を得るため、迅速かつ正確な情報開示の提供に取り組んでまいりました。また、より堅牢で信頼性の高い組織をつくり、財務基盤の安定と強化を目指すため、コンプライアンス態勢やリスク管理態勢を強化し、法令等遵守の徹底と企業倫理の確立による健全かつ公正な業務執行に努めてまいりました。引き続き、これらの取組みに関する継続的な見直しや改善を行う「責任ある経営体制の確立」に取り組んでまいります。