ブックタイトルディスクロジャー2015

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ディスクロジャー2015

中小企業の経営改善及び地域活性化のための取組みMiyazaki Taiyo Bank Disclosure 2015-3中小企業の経営支援に関する取組み方針当行は、これまでの地域密着型金融の取組みの成果や地域経済の現況及び中小企業等の実態を踏まえ、当行が保有する地域情報やネットワークを活用して地域の創業・成長産業を後押しする取組みを強化するとともに、地域の中小企業等の売上拡大支援や事業再生・事業承継支援等のコンサルティング機能の一層の発揮に組織的に取り組んでまいります。そして、地域の中小企業等の皆さまに対するニューマネーの供給等の金融仲介機能を安定的かつ持続的に発揮する地域金融機関の本来の役割を果たしながら、地域密着型金融を全行を挙げて推進し、人口減少・高齢化が進行する状況においてもなお、地域の雇用拡大等に寄与する地域経済の活性化に努めてまいります。また、当行は、金融の円滑化を金融機関の最も重要な役割の一つと位置づけ、お取引先からのお申出にできる限り柔軟な対応を行うよう努めてまいります。(金融円滑化に関する基本方針は、23~24ページに記載しています。)中小企業の経営支援に関する態勢整備当行は、中小企業等の経営者の皆さまとのつながりをより緊密なものとしながら、それぞれの事業者のご要望に的確にお応えする「地域産業活性化推進委員会」を設置し、外部機関や専門家との連携を含めた種々の解決策を揃えて対応してまいりましたが、当行全体が組織としての対応力を高めて、中小企業等の皆さまによりスピーディーに、そして、精度の高い解決策を幅広く提供する事業支援を強化するとともに、「地方創生」に関する取組みを積極的に推進するため、平成27年4月に専門部署となる営業統括部「地域産業支援室」を設置しております。今後は、「地域産業支援室」が中心となって営業店・本部が連携し、経営者様のお悩みを解決するための体制を整備して運用を強化いたします。さらに、個々の行員が経営者様の経営上のお悩みを自らの課題として位置づけ、経営者様と力を合わせて課題解決に取り組み、解決の過程あるいはその周辺で生まれる資金ニーズを確実に捉え、迅速に資金提供させていただく経営者様起点の活動を組織的に展開してまいります。経営者様の「真のお悩み」聴き取り活動の強化すでに展開中である事業性融資先の全先訪問をさらに徹底し、経営者様との面談機会を一層増やすとともに、事業拡大あるいは経営改善等に関するお悩みごとを丹念に聴き出すことで、経営者様のお悩みを当行が組織的に解決すべき課題として共有する活動を強化してまいります。真のお悩み」解決へ向けた協働による解決策創造一社一社によって異なる経営状況に合わせ、経営者様との高密度の対話をもとに、必要に応じて各種の専門機関・専門家の協力も得ながら、また、当行が今後取組みを強化していくこととしている各お取引先企業の事業性評価の状況を踏まえながら、それぞれの企業に最適な解決策を経営者様と一緒につくりあげてまいります。お悩み解決をきっかけとした資金ニーズ対応経営者様との深度ある対話を進める中で、経営者様の「真のお悩み」解決の過程で発生する資金ニーズ、あるいは解決行動の周辺に派生する様々な形の資金ニーズを細大漏らさず把握し、迅速かつ最適な提案を行って事業拡大や経営改善等のお役に立てる資金提供に、これまで以上に注力してまいります。10 2015-3 DISCLOSURE