ブックタイトルディスクロジャー2015

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ディスクロジャー2015

中期経営計画Miyazaki Taiyo Bank Disclosure 2015-3中期経営計画の名称と期間名称:地域との未来創生プラン期間:平成27年4月1日~平成30年3月31日当行が対処すべき課題国内経済は緩やかな回復基調が続いておりますが、地方経済は未だ本格回復するには至っておらず、金融業界を取り巻く経営環境は、人口減少・高齢化の進行に伴う地元経済の規模縮小に加え、県境を越えた地域金融機関の競合激化などによって一層厳しさを増しております。このような中、当行が持続的に成長するための課題は「中小企業向け貸出」による収益拡大であると認識しており、当行が将来に向けて地域に貢献し続けるために従来の営業体制や行動を見直して組織的な収益力強化を図る必要があると考えております。中期経営計画の位置づけ本計画では、当行の営業エリアの経済規模が人口減少や高齢化の進展等によって縮小期に転換する時代において、当行がお客様から選ばれ続け、そして、地域経済を支える役割を果たすため、お取引先基盤の中核である中小企業向け貸出業務を一層強化しつつ、徹底したお客様起点の営業展開と、お取引先企業の売上改善等に貢献する新しいビジネスモデルの行内外への浸透に取り組んでまいります。同時に、堅固な経営基盤確立のための構造改革にも着手することで、当行の「成長のコア(=収益の多様化)」の再構築を進めながら、持続的な成長を目指すことといたします。基本方針地域産業活性化への貢献リテール営業の強化地域産業の活性化に貢献するため、当行が保有する地域情報やネットワークを活用して地域の創業・成長産業を後押しする取組みを強化するほか、地域の中小規模事業者等への積極的な成長資金供給や売上改善ビジネスモデルの展開等を通じた地域密着型金融を組織的に推進し、雇用拡大等の地域経済を支え続ける役割を果たしてまいります。個人のお客様の資産形成サポートに貢献するため、消費者ローンや預り資産提案、年金相談等のリテール営業を引き続き強化するほか、少子高齢化時代におけるお客様目線に立った商品・サービスの充実や、店舗設備・行員の接客スキル等の品質改善に取り組み、お客様満足度の向上を目指してまいります。トピックス(平成26年度の主要な出来事)/中期経営計画持続的成長に向けた態勢強化ローコスト態勢を一層推進しつつ、地域産業活性化への貢献と企業の課題解決に対応する組織機能の向上や行員の営業生産性及び能力・意欲の向上に取り組んでまいります。また、当行が持続的に成長しながら地域活性化に貢献し続けるため、当行内外の状況について将来推計を含めた分析を行うとともに、店舗・営業体制の見直しや経営資源の傾斜配分を進めてまいります。責任ある経営体制の確立地域金融機関としてその存立基盤を確立し、経営の効率性と健全性の維持・向上を図ることを経営の最重要課題の一つとして位置付け、経営意思決定の迅速化・機動性の向上、経営監督機能の強化等、適切なガバナンスが行われる組織及び企業風土構築に取り組んでまいります。2015-3 DISCLOSURE09